名鉄4000系 デビュー特集

10月1日、名鉄瀬戸線初の純新型車となる4000系がデビューしたので、それをレポートにまとめてみた。
走行音もありますので、どうぞご覧下さい
(取材日:2008年10月5日)

 
4000系、1編成しかいないので、乗るには相当の待ち時間が必要。
「あぁもう来ないのかなぁ・・・」と、どよーんとした気分で待ちながら、6000系を撮ってひたすら待ちました。


(栄町到着後に撮影した物です。)
そして、40分が経過・・・
「もういいや!次の栄町行きで帰ってやる!」と思って、待っていると・・・
矢田方面から、4000系らしい、「ポーン」という電子ホーンの音が・・
やりました。ついにしとめました(笑
4000系は、加速が地下鉄レベルなので、駅間距離の短い瀬戸線にはうってつけ。
そして4000系は、まるで滑るかのように、大曽根駅を発車しました。

この4000系には、中京圏の通勤電車では初採用となる、LCD画面を用いた車内表示器が設置されています。
これを簡単にご紹介。

まずは、全駅がバーっと並びます。こんなのをいきなり出されても困ります。しかも6秒で見なければならないという・・・。
駅名部分が「漢字→英語→ひらがな」と変わった後に、路線図部分の駅名が英語になって、また
「漢字→英語→ひらがな」という順に駅名部分が表示されます。
これが1ターンです。


そして、先ほどのターンが終わると、次はこのような表示に変わります。
三菱の標準システムを搭載しており、表示もなかなか見やすいです。


マナー勧告表示も出来ます。


駅到着前には、ご丁寧にこのような案内まで・・・。流石です。なかなか手が込んでます。


ですが、扉開案内のアニメーションはナシみたいです・・・(^^;


「反対側のドアが開きます」表示。横浜市交10000形や、西武30000系に似ていますね。
しかも、ドアが4000系タイプのギンギラリンドアです。


停車中、閉まっているドア上のLCD表示器は、行先を表示します。
(反対側は、『ただいま ●●』表示・始発駅では、両サイドども「●●ゆき」表示)


乗り換え案内も出ます。ただ、下の「大曽根のつぎは小幡にとまります」が目立っているせいか、
少し見難いような・・・・。


写真も、まあこれでいいかなという感じ。


4000系の車内です。(一部加工してあります。)
背もたれは、E233系の物と類似しており、腰部が出っ張った物となっています。
乗り心地もなかなかです。少なくとも、本線系の3R銀電よりはマシです。

最後まで見ていただいた皆様にサプライズ(?)走行音です。
走行音 名鉄4000系(森下→尼ヶ坂 2008年10月5日 モ4151にて収録)
三菱製のVVVFインバーターで、全密閉式を使用しているため、モーターのうなりが殆ど聞こえません。